うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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あかる
君の手に抱かれて海を知った子も打ち寄せし波けって駆けてく
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神楽
家族にもルールありけり常識が外野席にはわたしがぽつり
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うすべにあおい
水和み 七夕に添え 願かける明日の光りよ 吾子を観給う
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詠み人知らず
歌人じゃない歌猫だろうか字が書けない ただの猫です爪もあります
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夏恋
にゃんころりころころころり猫いじる自然と眠たくなるのがいいね
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遊糸
この次はなんでもない日に会おうなと伯母の葬儀で従兄が話す
18
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神楽
母の味まねできるかと試みるはしゃいだ顔の父待ち兼ねる
7
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宮花楓
ひと言の言葉も無くて空間を分かち合うただそれだけのこと
5
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美津村
汝の亡き母に似ている下がり眉夜更け目覚めて我は見ており
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桜田 武
妻留守の我が手抜き調理で悟るラーメンの煮具合の難しさ
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桜田 武
板葺きのあばら屋前の父母の顔遠き昭和に白黒で写る
3
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石澤健
素敵だわ菊と遺影に保険金転がり込むと押し殺し笑む
3
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彌生
たのしみは 電話の向こうで駆け回る猫の仔たちの声を聞くとき
5
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紫草
朝に行き夜辺に戻るこの庭の角に微笑むごとき槇の樹
11
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彌生
たのしみは 遠く離れた故郷の家族揃った夕食のとき
8
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詠み人知らず
ご飯どき投稿しない人たちが 仕合せなんだ今、気がついた
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ゆりかもめ
杖をつき明日を煩う身なれども 息子のメールに今日を生きる
7
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詠み人知らず
素麺をすする吾の目の捉えたる錦糸卵は子等に与えん
7
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詠み人知らず
休日の遅い朝食とりながら映画の話題が止まらない妻
5
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朝がお
うぶ声の澄んだ響きに秘められし小夜に明野に結びし未来
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