うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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しりか
紫陽花の色よく使うカードかな日本趣味にて驕る金色
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しりか
紫陽花や色乱れとぶ道の果てたどり着きたし人生の華
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片井俊二
年が明け梅雨に入ってもう六月 「まだ」と言わない理由を捜す
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片井俊二
君たちは同じ雑誌を見ているね電車を待つそのファッション
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芳立
こころあるひとやは言はむ百ひらの文をよせずはたえて受けじと
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falcon
こころなき「死人はいない」の声がして虚無のひろごる夏の憂鬱
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潮月繁樹
正論の人間嫌ひ頂點で空に向かつて大馬鹿野郎
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潮月繁樹
靴見つめ開かぬ遮斷機そら見つめ線路向かひではしやぐ少年
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潮月繁樹
突堤の闇夜の先の烏賊釣り火 怒り搖れるや亡者の舞ひか
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しりか
待たされて怒るオヤジの炎暑かなすべての道は雨に閉ざされ
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浅草大将
かの店の酒の肴の定番はとくと腐りし腹のわたなべ
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アキラ
エアコンを掃除することそればかり気になっている梅雨の雨降る
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アキラ
雨の日の鬱々として楽しまず歌を作れば心浮き立つ
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詠み人知らず
生涯を現役でいたい殿方は二十代の娘を抱きたいらしい
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浅草大将
うつろひし人の心をながむれば今年はうすきあぢさゐの色
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紫草
年ごとに幼子減りてふるさとは寂しいままに夏を迎える
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詠み人知らず
晩餐も滯りなく終熄しただ想ふのは到らない夢
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たんぽぽすずめ。
もう夏の真昼に買うが落としたらコーラに待ちし長き一分
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只野ハル
気象庁こんなに雨が降らぬなら空梅雨とみられると言うのかな
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コロ助
父の日にユニクロあげる度胸なし我が財布には風穴吹けり
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