うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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恣翁
定めなく柳絮舞へるに 惜別の人を 如何でか垂糸繋がむ
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詠み人知らず
忠犬でなくともいいよ愛犬でこんな僕でも育ての親さ
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美津村
「いまどきの若いもんは」と嘆く声父も父祖らも聞きたるならむ
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詠み人知らず
幼子や老いたる人がこの国を彩れる世にならねばならぬ
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詠み人知らず
人ごみの街の道路に落ちたまま拾われずある一円玉よ
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詠み人知らず
君の眼は黄色？黄緑？定かじゃないずっと寝食共にしたのに
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詠み人知らず
多種多様いろんな「愛」を見たけれど 親のそれほど 凄いのはない
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林林
霊前の母のお花をお水切りぷちんぷちんと溜め水の中
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林林
旅立ちてちょうどひと月母は今どこにいますか？元気にしてる？
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詠み人知らず
親孝行したいときには親はなし されたいときに 子はヤンキー
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潮月繁樹
春うらら 日向ぼっこの 川の字は 右にごろりや 左にごろり
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新座の迷い人
「あした唄」何度聴いても 思い出し父母と重なり 涙ながるる
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詠み人知らず
とことことサービスエリアの裏手から 小さな町へ 去るパート主婦
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詠み人知らず
食材は命あるもの授かりし生きゆく糧ぞ今日もいただく
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すばる
家族なら分かり合えると簡単に片付けないで根は深い
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リンダ
食卓で父母の会話は噛みあわず終点みえぬ堂々巡り
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成瀬山水
眠る子の靴下に置くシリウスを取りにいくためソリにまたがる
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成瀬山水
笹の葉にのせて送った灯火の揺らぎ一つに息をひそめる
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詠み人知らず
さまざまの職に就きたる人が乗る車内で見える社会の秩序
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詠み人知らず
此処にある普通を大事にそれこそが幸せなのだと齢二十二
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