うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
満月を見上げて冷える白素足 寝屋の貴方にそっと忍ばせ
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詠み人知らず
うっすらと雲のかかった満月にふーっと息と涙をふいた
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聴雨
待ちぬれど叶はぬ想ひ喩ふればいざよふ月や人の世の夢
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芳立
からころも裾にいざよふ月かげの天のかぎりに昇りつめつつ
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浅草大将
闇深く佐渡にその身を横たへて妖しく笑むや魔処の星々
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聴雨
あぁ君と離れ離れになる空に心を映す潤む月あり
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円香
君の手を振りほどいてでも掴みたいものがあったはずだったのに
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只野ハル
どきっとして目覚めた後そっと唇に手を当てまた目を閉じてみる
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只野ハル
恋しさが懐かしさに変わる頃新しい恋の夢を見ている
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只野ハル
忘れるために出かけた街でひとりきりであることばかり感じて
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佐倉さき
押し花より生花のほうが美しい あなたは飾らないほうがいい
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佐倉さき
赤と青 混ぜたら透明になった いつだってそばにいてくれた君
4
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佐倉さき
空色の傘を広げる 私今日雨なんかには負けてられない
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佐倉さき
その笑顔は手をかけられて透明な水道水にとても似ていた
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佐倉さき
だんだんと風が冷たくなっていく私が一途になるのがわかる
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小池真
野火の如く 燃え広がった朱の波が 君の稜線駈け登りゆく
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小池真
別れ際 見つけた袖のいのこづち 君の部屋まで僕を連れてけ
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詠み人知らず
諭されるまま教室の隅に悲しみを丸ごと置いてきました。単純ね、私
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逢桜カイン
がらになく化粧して来た恋人の我が親に会う覚悟が愛しい
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きりあ
表札に名前を並べることだけが生き方じゃない明日も晴れる
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