うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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芳立
ふく風にさきだつ浪とよせませば浮き名もさらに憂からざらまし
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さとうはな
その肩の星座みたいなそばかすにプールのにおいも乾くくちづけ
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薫智
君のこと言ってた「ただの友達」とでも気づくんだ「ただの」じゃないと
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詠み人知らず
ねぇ雪が降ってきたよ綺麗だねビニール傘で相合傘しよ
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たんぽぽすずめ。
駐車場 奥で眺める夕立に陽が射し思ふ遠き夜のルージュ
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山本克夫
風のような気がして振り向けば落葉がすこし寄り添い合った
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山本克夫
未知数をかぞえていたら彼方から夕日のような数学者くる
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山本克夫
許してはくれない棘が喉もとに出かかる声を突き刺すのです
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山本克夫
黒猫が今日の記憶をしなやかに悲しい屋根を飛び越えてゆく
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山本克夫
触れなくともギターの弦はのびてゆく夕日の影を追い掛けながら
5
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聴雨
はつ雪のたよりのみ聞く星空に涙のほかに降るものはなし
19
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聴雨
くちづけの余韻せつなき別れ際ほどける指にふたたびのキス
3
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聴雨
つぶやきの余韻としての歌ひとつ君の心の片隅に置く
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栞
雨粒が雪に変わってゆくように変化してゆく想いが積もる
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えいひれ
四歳の待ち焦がれた人巡り会う初めて会う君恋心募る
5
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ほたる
もし君が桜のように美しく恋を捨てても桜は桜
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聴雨
恋ひそめし白き雨ふるはつ夏の遥けき夜の淡き面影
11
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詩月恵
ラズベリーティーみたいに甘酸っぱい小さなしあわせ味わっている
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螢子
交差した後は離れてゆくだけと平行線の恋の憂鬱
10
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螢子
千本の腕あったなら君のことつかまえたよね悲しみ古都
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