うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夕夏
じせいしたささばぎんらんほごのためすぎやおちばをことしももやす
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夕夏
ふるかぶのかたくりのめがいまだでずいのししほったばしょでははなめ
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夕夏
あおみどりぼうしかぶったすぎなのこまったりとしたほろにがれしぴ
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水仙
たちまちに列車春野を貫きて菜の花のみぞ殘す眼裏
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うすべに
手にぽつり降りだす雨を見上げれば 垣根の上にペンギンの群れ
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滝川昌之
「吐けアサリ」産地偽装の証拠品 異国の砂をすべて吐き出せ
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水仙
あはれミモザその花房にたつぷりとしづく纏ひて黄金にきらめく
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水仙
春の野は鈴蘭の花ばかり搖れ幽かに鈴の音だにせずも
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水仙
ペルシアの詩の宮殿はあらねどもいづれ此處にも鬱金香の咲く
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武蔵野
春の雨 あとは桜を 待つばかり 渋柿さんと おもちさんにと
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水仙
春の雨わが夢想家の眼界をなほ滲ませて夢を見させよ
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うすべに
ふくらんだつぼみに涙 寒い雨 我慢我慢とひとりつぶやく
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夕夏
いしづみのみぞがわにすむもずくがにいまもかわらずいきているやら
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滝川昌之
レシートを残りわずかと縁取るは花の命のごと桜色
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夕夏
どのくにのぼこくごげんごなりたちはかんじでつかうごときものかな
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しきしま
雪重み枝垂れる桜吹雪けども今はな散りそ吾が手折るまで
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うすべに
散り果てた梅をいたわるとさみずき 花咲くまでのすきま彩る
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滝川昌之
川沿いに屋台が出れば夜桜は小さな町の短き春に
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水仙
魚らよ波の記憶かゆらゆらと水の搖れしも悠々として
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び わ
雪柳小さく白く風に揺れ木瓜（ぼけ）も負けじとピンクの花を
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