うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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恣翁
泥をもて巣作りに励む海燕 風穏やかに 初夏の日長し
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うすべに
さつきやみ もう死語だねときみ笑う 月をよこぎりたちばな香る
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夕夏
なとーないあらそいおきぬとのむじゅんきょうだいけんかおきるげんじつ
1
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滝川昌之
ライバルの江ノ電横目に自転車で海沿い競れば初夏の汗
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ハーコット
放たれて風のまにまに飛びてゆく柔き綿毛の夢はまぼろし
6
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千映２
次々と咲く花たちに拍手する平和の意味をそのたびに思う
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大元油谷之助
春 剥がれ落ちて、緑に応ふ 川。鵜のかづくあり、追う 八重の花
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ＫＥＮ
山の邊に 光篠降る 陽炎は 蝦夷乙女の 藤插しめり
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茂作
色の無い映畫の中の美少女の ごとき肌した玉葱の輝き
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び わ
アマリリス義母の残した種みのり十年以上時を経過し
4
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大元油谷之助
ころころと 蛙 鳴きける音を背に 雀の声を、聞きし朝かな
4
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夕夏
ないせいかんしょうするなというくにがねたみやっかみたこくをはかい
1
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トウジさん
時は早や短き春を葬るや牡丹の花を切り摘む立夏
6
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うすべに
すこやかに 祈りをこめた鯉のぼり 炭火の匂いのなつかしい午後
8
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へし切
風かほる 五月の空は青々と 里は若葉に 初夏のころ
12
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び わ
風強し綺麗に咲いた菖蒲揺れ厳しき自然耐えて明日へと
5
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飛和
雨の粒一つ一つに紫の絵の具を溶かして満ちる藤棚
12
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滝川昌之
ネモフィラは初夏を映して空と海ひたちの浜に「青」敷きつめる
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大元油谷之助
一つ二つ 枯れ立つ百合が、せせらぎを 背にあさひ受く、草刈りの畔
4
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恣翁
階の春日灯籠 点れるに 四方なる樹々の碧の幻想
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