うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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茂作
水槽に弱つた金魚の底にゐて 呼吸噐求む夏の日盛り
13
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灰色猫
水田がひとつ埋葬されましたほたるの群れをもろともにして
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灰色猫
炎天につづき豪雨と夕立に今年のトマトも苦悩している
8
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高松 蓮
曇天の 思いがけない 夕焼けの 映った壁の 写真撮る夏
4
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うすべに
涙ため雨をふくんでうなだれる グレイ似合わぬおひさまの花
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滝川昌之
星条旗掲げる朝に飛び出せば子燕巣立つ独立記念日
11
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凌霄花
淡墨のすだれ巻き上げ鬼ノ城のみどり山肌あさ霧のぼる
9
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スガカンタロウ
戻り梅雨 暑さに増して この湿気老いの身試す 自然の摂理
4
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茂作
燦燦と向日葵の花大きくて 黄金の眼夏を見わたす
11
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詠み人知らず
花先に 羽音をたてる 蜂の群れ 多忙な日々に 遠回りする
5
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詠み人知らず
月雫 星読もできず 赤夜空 泣く日も近く 湿気た空気
4
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詠み人知らず
山の気を吸い込み清流 追ひて 風 吾が領巾に集め 草を詠ひたき
2
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詠み人知らず
短くも激しき梅雨の明けるいま 雹に雷轟 降りしのちは
1
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うすべに
言い訳にいまさらだけどと強い雨 もう遅いよと褪せたあじさい
5
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詠み人知らず
和歌藻好 短歌も一言あるも是し君我怒破 誰尓むかふや
2
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滝川昌之
西側の窓に這わせたゴーヤ越し緩められてもなお夏陽なり
12
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830
犬たちと夏の朝からウトウトと愛しい風に毛が舞いひかる
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詠み人知らず
大輪の 紫陽花集う 彩りに 咲き日違えど 美しきかな
5
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茂作
鷄頭の朱燃え始め夏蝉は 聲を枯らして雨を乞ふなり
10
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詠み人知らず
台風が 近づく中で 計画を たてようのない 自然災害
3
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