うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ＫＥＮ
いにしへの 杣人の事 語るかも 蝉時雨降る 槻のアガリコ
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び わ
すっきりと青空高く陽が昇りノウゼンカズラ負けずに天に
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今でも幸ちゃん
啄まれたるトマトの実 転びをり カラス飢うれば憎しみあらず
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うすべに
涼風に孫の手をひく夕間暮れ 蝉をとむらいひらく夕顔
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滝川昌之
泣きごとも言わずに蝉の母は逝く会えぬ我が子を大地に託し
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スガカンタロウ
猛暑にも 育ち盛んや サツマイモ吾励ますや 叱咤激励
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灰色猫
若き日の友の土産の風鈴が絆の声を想い起こせし
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灰色猫
青深しなお青深し赤も良し夏吸い上げし野菜の賛歌
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灰色猫
稲の香が車の中に忍び寄り父との脱穀想いが巡る
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灰色猫
夾竹桃塀を乗り越え咲き誇る下を歩きし日傘傾く
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灰色猫
畑からオクラが採れたと母の笑み籠にあるのはバナナに近し
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うすべに
谷川の音にまぎれてひそやかに 羽黒蜻蛉の影行き過ぎる
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滝川昌之
スライドで開けた菓子屋の冷凍庫カップアイスに溶けだせよ夏
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香林 塔
うちなびく草濡るる山の靜かなる狹に深緋の列車吹きけり
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び わ
オレンジのノウゼンカズラ塀を這う雨露流しお陽さま探し
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うすべに
雨の間も濡れた体をふるわせて 恋する蝉の妻呼ぶ鳴き声
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トウジさん
空分けて茜と黒はがっぷりや明日は東西どちらに軍配
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詠み人知らず
散歩道 黄色の花が 宙に浮く 南瓜なりて 二度見し歩く
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詠み人知らず
生温き 風が頬撫で 汗溢れ 初々しきは 蝉の鳴き声
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詠み人知らず
飛び跳ねた 薄ら雨に 蝉の声 天気忙しく 疲労困憊
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