うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
お互いに日々少しずつ老いながら 行ってらっしゃい お帰りなさい
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桜枝巧
はしるはしるぱんついっちょのしょうねんは縞柄パンツの父みてそだつ
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絮谷新
七回忌向拝昇る妻のため手を差し出せば覗く白肌
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wakako
在りし日の父が作つたかき氷氣附くと外は夏の夕立
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リンダ
練習の甲斐もないまま野良の仔はニャアがニャしか鳴けぬも個性
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リンダ
冷もとめ廊下に転げ「おかえり」と尻尾パタパタ鳴き声もなく
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夢士
日の出よりキンギラ太陽雲割りて孫のプールの水張り急ぐ
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千映
豚肉の味噌漬け多く出る夕餉夏乗り切ろう枝豆も食べ
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リンダ
気がつけば背中の肉のつき具合、母にそっくり老いはすぐそこ
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リンダ
お洒落して外出すれば母が言う「男ができた」今月二度目
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リンダ
ちちははを捨てる勇気もないくせに優しい言葉は絶対出ない
6
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リンダ
花よりもプチトマト生る植木鉢、日課となりし父の収穫
6
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舞
専属の家政婦として時折はオアシスとして妻ありがたく
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秋日好
たまの夜に自転車独り漕ぎだした母の思いのわかる気もする
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よしたか
奧樣の豫定を聞ゐて運轉手我の希望は聞ゐてもくれず
2
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桐生賄
浴衣着て 婆にお披露目 我が娘 「馬子にも衣装」 お褒めの言葉
13
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林林
「おじーちゃん、一緒に花火やろーよー」孫のもとへと父倍速で
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千映
食欲がない人いない嬉しさを噛みしめ食事の支度がすすむ
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川島さかな
「この店はポケストップに届くね」とトンテキほおばる父は五十五
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桐生賄
浴衣着て 祭り出掛ける 娘の為に 編み込み練習 難しいなり
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