うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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五穀米
子守唄歌えその詩に一滴の寓意もなしと知らぬふりして
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詠み人知らず
真昼時。時計に追はれ走る宅配ドライバー、パンなど齧りて
3
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inosann
去り際に頭を垂れる額から一粒の光こぼれる 客宅
11
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詠み人知らず
エレベーター見覚えのない女子社員見覚えのある緑のノート
1
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詠み人知らず
エレベーター見覚えのない女子社員記憶はじける緑のノート
1
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優花
赤ら顔ちょうちん新橋ぶゆうでん世界を回す戦士の宴
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いちにのパッパ
年長の我の主張が叩かれず通ってしまうもの足りのなさ
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inosann
客先でもらいし冷たき缶コーヒーあてる額に蝉時雨降る
13
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いちにのパッパ
やあれやれ愚痴は言いたくないけれど夜の十時の会社のデスク
3
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詠み人知らず
冷房の効いた車両に座れしも 居眠り深く梅田で目覚め
10
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芦澤ノリコ
今はまだそしてもう無理そうやって無かったことにしたい夢とか
2
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胡桃
諦めて 後回しして 投げ出して わたしは何になるのでしょうか？
3
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もす
寝不足で 仕事でミスして 叱られて 「何故自分だけ？」 頭悪いね
0
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恣翁
徹夜明けの眼を細めたる面にし 射しにけるかな 朝日の直に
20
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詠み人知らず
労働は常にペダルを踏むに似て 休んだときに車輪は傾ぐ
13
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たんぽぽすずめ。
迷いつつ無駄な小枝を切り落とし作る楓と夏空の隅
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inosann
雨上がり桜なみ木に蝉時雨の力出し切る様子をうらやむ
7
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詠み人知らず
すべからく愛すべきとは知りながら 悟り小僧に吐き気止まらず
5
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芳立
うつせみの世は肌寒しカーディガンを真夏の季語として羽織りゐる
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inosann
いつからか重く感じるドリンクの季節来たれり配置薬業
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