うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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falcon
沢潟にかよふ秋風さざなみの志賀の水面に雲湧きたちぬ
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うすべに
ジュピターに輝き分けて虫の音の 宴のあとの十六夜の月
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千映２
名月にやきもちやくか鈴虫の声一段と高く聞こえる
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滝川昌之
夢一夜 穂を開ききる 切り花の 芒の定め 望月に添う
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恣翁
西風の吹く静か夜に ちらちらと川面に揺るる 雨後の明月
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トウジさん
さあらばせむかたなしや月夜霊の定めたりけむ中秋無月
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風小僧
波光るアラビア海に真っ白い三角の帆がゆっくり進む
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び わ
彼岸花道に蕾が勢ぞろいいよいよ秋が景色を変えて
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ハーコット
うつろえる季の夜風にペダルこぐ我を見おろす月ぞ清けき
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夕夏
くりばたけあざみのねっこいのししがほりおこしおえくりのでざーと
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夕夏
のうだいでしょうちゅうこうといっかんのぜんりょうせいのきょういくめざせ
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普徳亭大崇
長月に 残る暑さも 中秋の 月の光で 和らぐ心地
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滝川昌之
十五個の月見団子のピラミッド 頂きの黄色 名月役の黄色
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うすべに
通り雨 濡れて月待つわれもこう 大丈夫だねと去る雲ながめる
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吳佳斌
月見れば 欠けても満ちも 人もこそ遠や悲しや 繋がり願は
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みっさん
移り来て見知らぬ道を歩みゆくに見よ行く手には富士の聳ゆる
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恣翁
夕刻の黄ばむ光の流れ込む土間に 蟋蟀告ぐる秋かな
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ながさき
末法の 濁り乱れる この世にも 一縷の望み 月のさやけさ
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夕夏
ぎりにんじょうそんたくさんしゅのじんぎこうしひつようかみよよりかな
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千映２
夏掛けとタオルケットと毛布までベッド足元秋の入り口
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