うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ほとり
かなしみはこころの底にしみこんで深く冷たいみずうみになる
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由良
雨上がり白い蕾のパンジーが春を夢見る雫眩しく
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メガネ
金網の網間をくぐりて伸びゆきぬ名も無き草の生きゆく様見ゆ
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詠み人知らず
北風のわたった跡を道と為しコヨーテは独り荒野を駆ける
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渡邉はるき
風寒み花の散りぬと思ひなば八重に咲き添ふ今朝のあは雪
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山本克夫
新作の映画のレビュー読んでとりあえず新緑の季節が来るのを待つ
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諏訪真
触れること見ゆることさえ成らぬとも 叶う事とは見送るだけ也
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諏訪真
もし 空に光も風も 地に水も 全て消えれば誰が残らん
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詠み人知らず
わたくしは羊飼いです羊です喰われる草です葉につく虫です
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諏訪真
唯一の神と呼ばれるまでの道 どれだけの血が流れたのだろう
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ほとり
晴れわたる空のチューブをしぼったら胸が張り裂けそうなほど青
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ハーキー
サイダーの底から溢れるあわあわの行方を今日も見失って
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浅草大将
春の日の春日といへど微かにぞしら雪残る野辺のくろ土
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諏訪真
花や木々 流れ行きたる 風と雲 名があるならば 命も在ろう
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美紗
鹿の声 寒空ついて 飛び行けば 奈良の都に 雪ぞ降りける
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山本克夫
昨日やさしくしてくれた陽が猛然と牙をむく裏切られたと思う早朝
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ほとり
細胞のひとつひとつをすみやかに正しい水でみたしてほしい
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諏訪真
死にかけた山々の声行き渡る この身にさえもようやく届き
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鹿男あほでよし
産直の キズアリマス の林檎買い力いっぱいすりおろしてる
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鹿男あほでよし
忘れ物取りに戻って立ち止まる ボク ボク ボク と雪道がある
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