うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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五穀米
メールして即行電話の来るひとの朝の八時はもう日の闌けて
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inosann
仕事始め御とそ気分の覚めやらぬ営業車は行く人気の無い道
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詠み人知らず
華麗なる追従されぬ強さには 裏付けすべき鍛練がある
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詠み人知らず
四つ足の獣にもどり厨の床雑巾をかけ拭ききよめつつ
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紹益
夜明け前 仕事に向かう バスを待つ 北風荒び 氷雨頬打つ
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らてん
学歴をどうこう語る狸さん 祭囃子は聞こえてますか
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inosann
肩こりがマッサージャーを獲得する 新年会のビンゴゲームで
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ppm
空々し今更賀詞を交わせるは仕事始めの一月六日
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詠み人知らず
茹でたてのブロツコリにかつをぶし雪と降らせてサラダの夕べ
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詠み人知らず
遮断機のあちらは驟雨。立ちん棒の私を廃棄して翳る町並み。
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詠み人知らず
なにひとつほんとのことを書いてない履歴書を持ってバスに乗る
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詠み人知らず
ミキサーに青菜を砕きとろとろのクリイムスウプ翡翠のしづもり
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詠み人知らず
ロオズマリイ葉を焼きこみしクツキイを愛でつつ袋に詰合せをり
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からしニコフ
三が日ハローワークの駐車場飛べよプロペラ飛行機高く
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五穀米
アイポッド日誌のページ開きつつ正月というわけではなくて
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五穀米
表現はすれどもあえて訴えず女人に首輪を付加する絵描き
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五穀米
繋がれて何を誇るやおみな等の利用価値ある長き髪の毛
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祐鈴
門松に忙しかった花屋前、余りの竹と小さな葉牡丹
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詠み人知らず
はつはるの寒き厨の水を汲み雑煮の出汁をととのへる朝
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詠み人知らず
黒く光る鎌倉彫の重箱につましき菜を詰め合せをり
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