うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
人並みの幸福に櫻散る路の多すぎた餘りにも哀しみが
0
もっと見る
-
詠み人知らず
途切れたる歌を拾いて火を放つ爛れし譜面我が火葬
0
もっと見る
-
詠み人知らず
大好きな父が他界し二十年花を生けるしか出来ぬ父の日
19
もっと見る
-
片井俊二
点滅と音が合わない踏切で ああ言えばこう言う君は逝く
3
もっと見る
-
日向猫
月一度納骨堂を訪ひて父と語らふ安堵の時間
13
もっと見る
-
みなま
今更に 嫁ってなんや！と問う義母はいままで何だと思ってきたの？
12
もっと見る
-
みなま
今年こそは 蓮の開花見に行かん できればあなたのとなりがいいな
15
もっと見る
-
芳立
ぬばたまの闇の外科医に老衰の師は道を説くをこがましやと
3
もっと見る
-
詠み人知らず
あと僅か残り少ない人生を自分に優しく霧雨のように
2
もっと見る
-
みなま
亡くなって四十九日も終えぬ日に賃貸奨めるコンサルタントは
12
もっと見る
-
みなま
父の部屋そのままにしてと願う娘はきっとあなたが守ってるのね
9
もっと見る
-
只野ハル
夏空の下白い道振り向かず遠ざかりゆく白い制服
2
もっと見る
-
春咲
夜を照らす 君に照らされ 世を知れり 留めおかれまし ゆくな蛍よ
9
もっと見る
-
コーラ
ニヤつくな（その顔だ）いつまで居んだ（そのままでいろ先に逝くな）あい
3
もっと見る
-
芳立
あしびきのやまひをあまた越えてなほ追ひくる老いを受けたまふなり
4
もっと見る
-
あまおう
しみじみと天涯孤独なりにけり今様ならば「ぼっち」と言うらし
18
もっと見る
-
詠み人知らず
情熱は歳と比例に減少し逝く前に知る真実の愛
2
もっと見る
-
日向猫
身勝手に生きたと謗らる舅の遺影に 臆病ゆえと目配せ送る
10
もっと見る
-
ゆりかもめ
漁師の妻 君ちゃん先に逝きにけり 思い出ばかり多すぎるなり
3
もっと見る
-
コロ助
老いや死に別れを言われ泣くばかり最後の顔は笑って欲しい
3
もっと見る
