うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
今月の日差しの強さ実感す頭頂の禿げ日焼けしていた
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リンダ
いつまでも咲き続けている夾竹桃しつこい女は嫌われるのに
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リンダ
雨音を合図のように開きおり月下美人の静かな宴
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まるたまる
蒸すような雨の日だって確実に季節を刻む乾燥肌は
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やすむ
生きやすく、はないよね確かに。と呟きつねるねるねるねを練られている
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詩月恵
九月尽 昨日の恋にさようなら涙は今日まできっと明日は
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詠み人知らず
さっきまで鳥が飛んでたあの空はなにもない今なにもない空
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きりあ
彼の月を採って食べたい九月も晦日薄珊瑚色の静寂の底
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たんぽぽすずめ。
秋雨の朝の電車に乗せられて最後の蝉は 遠くヘ消ゆる
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粕春大君
夜寒なるかりほの庵におく露に疾くいねとこそ言はまほしけれ
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粕春大君
蟄虫のみな俯して内に在り追へるもみぢ葉地に還るべし
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月光
北国の 秋の風には どことなく 懐かしい味 心くすぐる
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東大寺
湖渡り 風吹く里の 秋の色 ノスタルジーに 染まり行く吾れ
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浅草大将
下風も比叡の颪となりぬれば湖に散り敷く山紅葉かな
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虹雲
今日一日ひとつの樹となり秋雨のけぶれる中の静けさにおり
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虹雲
秋雨に木々は濡れおりあるがまま人はぬれ得ず乾きや如何に
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きりあ
大根を輪切りにしてる台所窓から見える月もまんまる
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まき
生まれたら同時に終わりも始まって滅びつつある世界に生きる
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詠み人知らず
深酒とあくびのせいにして独りただただ涙が流れるのを待つ
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佐々一竹
曼珠沙華風の無き間も揺れやまず此岸に残る未練のごとく
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