うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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みなま
ハグされたい 男の人に一度だけそしたら泣ける 心のそこから
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もぢずり
露草を鉢にこんもり咲かしめて冬まで愛でむこの宙の色
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もぢずり
暗きほど永久なる星の光るめり睦月の命日新月にして
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もぢずり
久々に相見し吾子に太ったねと言ひてしまひし詫びもせぬまま
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もぢずり
哀れよと悲しみはせじ成し遂げし汝が超えて来し讃ふべき道
1
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もぢずり
この夜さを人無き地下にのびのびと憩ひたるかも苦役の痕して
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詠み人知らず
敷居の溝 障子ひきとめ 覗き見る わびさび香る 霧の風欄
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みなま
そういえば夫と出会ったあの日から二十五回が過ぎたパリ祭
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千夜子
ケチだなあ もっとくれてもいいじゃない 一つじゃ足りない命が欲しい
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詠み人知らず
人間の 醜さ哀しさ 知りつくし娘は誰より 冷静でした
7
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もぢずり
夕光の竹林浄土ひぐらしの声透るとき希求する国
4
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もぢずり
海とおく昔八年逢はざりきけふまた八年永久に別れて
3
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もぢずり
汝は知らじ温暖化にて地球では遅れて十月彼岸花咲く
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もぢずり
今年また吾子の果敢な死出の旅同行始めよ満月あとに
1
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もぢずり
語ること悲し過ぎればせめてこの堪えうるほどの小さきうたを
1
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紫苑
さきの月ひと日の意味を問ひをりし一首のありきうたびとの逝く
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詠み人知らず
最後まで 疑い妄想ばかりとはほんに貴方は 情けない男（ひと）
2
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詠み人知らず
はやにえを 風がさらって 民話なり 百舌鳥のねがい 鳴けよホトトギス
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詠み人知らず
諦める 事が初めて 出来たとき悲しい大人に 近づきました
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詠み人知らず
可愛いかな 三十一士 分身よ こころ足跡 遥かうたのわ
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