うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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万陽
落ち込めば 中島みゆきの 歌に載せ自分を鼓舞する 初春の夕暮れ
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みやこうまし
妻去りて安き凪の日迎えたり 介護六年荒波の涯
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リクシアナ
年毎に祖母は雛壇足し加え五人囃子で行商終えつ
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新座の迷い人
東風吹きて 梅花香し 心地よさ 妻に見せたや この梅花かな
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詠み人知らず
知りもせではじめて母の爪を切るそれが最期となりたることを
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市之瀬 進
たらちねの母の米寿のおごっそう来年古希の姉の炊き込み
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市之瀬 進
「純白のウェディングドレス素敵です」こころならずも馬子にもと答ふ
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新座の迷い人
梅の花 八部咲にて 見事なり 若し叶うなうなら 一枝欲しや
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inosann
本日は朝から幾度も「何の日」と尋ねる妻の誕生日なり
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九條千鶴
終活と笑って話す横顔を見つめることが出来ぬくるしさ
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工藤吉生
通販のサイト見ている妹の背中しなやかアニマルに似る
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ラベンダー
慈しみ 育ててくれた おじいちゃん 私の声よ 心に届け
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藍子
鍋囲み食する日々も限りあり娘の旅立ちは直ぐそこにある
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ラベンダー
祖父はもう 駄目なのかもと よぎれども 明日も奇跡 どこかで信ず
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千映
介護には力と知恵と言の葉で忍耐の文字最後に登場
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千映
ショートスティ出掛ける母の額には春のふわふわ雪の舞い散る
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市之瀬 進
帰省した息子の語尾のアクセント林檎色した津軽を思う
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沙久
君のこと大事に育てた手が生んだ料理はさぞかし美味かっただろう
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藍子
どんど焼き燃える門松火の粉舞い正月遠く去り行くその日
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千映
日に一度 わけありりんご 食してる元気の素はこれかもと夫
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