うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
早春の海面を返す日の光渚に屈む背にあたたかし
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やすむ
学生が剃った眉毛が集まって枯れ野を蘇、ら、したりしないか
1
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山桃
雲りおけ滲み仄かに青紅黄まだらの空や濃緑の山
4
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詠み人知らず
雨上がりの朝日をうけしくもの巣に光の露が連なりゐたり
7
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詠み人知らず
もう何ものぞむことなしはらはらと散る白梅われをなぐさむ
7
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詠み人知らず
不条理は二酸化炭素のようなもの知らぬ間に僕も吐いてるはず
1
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山桃
夕影のさして紅山あかり覚えぬ秋を如何に鶯
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芳立
松が枝にゐるやうぐひす初音ミクみどり揺りては春を告げつつ
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たんぽぽすずめ。
目に照らす小さき花を尊べば遥かな旅の導べとならむ
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浅草大将
花しぶきかかる今宵の月のふね揺らくかすみの天つ浪間に
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山彦
パーマ屋の匂い、まだしてる。切りたてのボブの髪先持上げてみる
1
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詠み人知らず
九ヶ月たったら雪もまた降るだろうみどりの風を浅く吸い込む
6
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リンダ
虹色の見えない色を追いかけて海岸沿いのまっすぐな道
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只野ハル
温暖化負けぬと冬が意地をみせ寒を戻せど以前ほどには
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浅草大将
まぼろしを夕陽の空にのぞむれば雲のはたてのとこ春の花
10
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浅草大将
常なきを同じく花にさきがけて散るがさだめの春のあは雪
10
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薫智
ビル街で君の姿を探してる僕と月とのかくれんぼです
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たんぽぽすずめ。
雪代の淡く流れる温もりで春霞みせり秩父山渓
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紫苑
下草の青みて萌ゆる枯れ野原土の匂ひはチェロの音に似て
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山桃
雨あがり戸口に山羊はたたづめり草や濡るらむ泥や跳ぬらむ
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