うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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葵の助
子ら眠り布団するりと抜け出せば背丈が違いほんとに「二」の字
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葵の助
真ん中でくっつきすぎる「小」になるおふとん三枚敷いているのに
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なかはらやすひこ
木もれ陽に掌かざす子がありて何を祈るるかやう血汐に
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杏理
丈低き折は誰しも見分けしを いつ忘れけり特急列車
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みなま
ついに来た末の娘もバレンタインお父さんには黙っておくね
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なかはらやすひこ
ちゐさき両の手が雲をつかまんと猫になるしばし獣の瞬間
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向日葵
鎹の意味は知らねど問われれば宝と答える子を持った今
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蕾野
あなたには赤いランドセルのような気高い女になってほしいの
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詠み人知らず
いつの間に母のベッドで眠り込むあどけなきまま十九の娘
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金魚藻
子供らは大人のうたう歌を擬似ね、大人になればそれも忘れる
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藍鳥
ちらちらと降り積もる雪園庭に 子どもらの声 舞い踊る朝
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緋色
「けんばんのほこりポロロンはらう手で、先生、ぼくをたたくんでしょう？」
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リンダ
いつまでも膝に甘える猫がいて上から目線の吾子は紅ひく
4
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いちにのパッパ
ついさっきまでのケンカは湯気になり子らは湯船で戯れている
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きびなご
妹に ばーかと言われた お姉ちゃん「バカで結構コケコッコー」で妹撃沈
1
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いちにのパッパ
あっ、雪だ！ベランダを向く君たちの心は外に飛び出している
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いちにのパッパ
起き抜けの二歳は特にいじらしい小声で「だっこして」って言ったり
3
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桜田 武
思いやりと野菜入りの玉手箱遠い娘に送る親心
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詠み人知らず
母であることの重みが肩に乗るスリングの中眠る子を抱き
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いちにのパッパ
五歳児はあたまに冬の陽を受けて汗をにじませ「ケツロがでてる」
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