うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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もなca
森の香の立つバスタブでふとよぎる初めてきみに触れた日のこと
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芳立
夢にだに見むと恋ふれば寝ねがてに葦田鶴の音に泣くあしたかな
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紫草
梱包を解きしときに出会いたり第一歌集に君が面影
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横雲
偲ぶれば寝覚めの千鳥むれてたつ冴ゆるあしたを音に鳴きぬべし
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平 美盛
紅をさす 小指に絡む 紅糸は 縁に魅かれ まだ見ぬ貴方に
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千葉 甫
わが窓に向かい合いいる窓に灯を今宵も点す顔の無い人
2
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紹益
行くあても 無いまま一人 旅に出る 心通わぬ 人を残して
7
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やおこう
覗いてなお深かりし淵なれど正に見つめて立て 琴の音聞こゆ
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やおこう
寒椿は白いのがすきというきみの 視線はすっと窓のそと
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やおこう
諦めの音のみこむ初雪の夜明けにやさしさ灯る いまでも
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恵
この気持ち消せる偽薬があるのなら地に落ち消えゆく雪となれり
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詩衣
君の横 ほんとは言いたい「さよなら」を今日も静かにポケットに仕舞う
7
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銀ねず
合い鍵の出来上がるのを待つあいだ互いの靴の先ばかり見る
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文麿
ピアノ音を響かす人の指貴に彈んで流れ止まつて踊り
3
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光源氏
月花の思ひもゆらく春の風そよと過ぎゆく戀のあはれに
11
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河のほとり
こひしさに野をも山をもこえなまし身はゆふぐれの雲となりせば
11
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夏恋
梅薫る緩やかに吹く風感じ優しい君と歩きたくなる
19
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文麿
空うすくレンズ雲浮く冬の日にピアノの調べかそけく聽こゆ
8
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詠み人知らず
会えないの多忙だからと嘘ばかり 奥さん赤ちゃん産んだのでしょう？
12
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夏恋
須磨の浦霞む波間にあたたかな梅の香におう君の膝まくら
12
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