うたの一覧 (カテゴリー：友達 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
あなたには近ずき過ぎれば傷ついて 離れ過ぎれば心細くて
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詠み人知らず
ストーカーするつもりなく中毒のひとつの表象それが危ない
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金魚藻
六年の附き合ひの間にただ二たび見えし友と杯を干す
1
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由縁
灰色の領域の間に浮き沈む友の癌転移とわが病
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嵐露
驚きて零れ落ちそな眼球を受け止む仕草で細まる目尻
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inosann
おぼろげな通学バスに飛び乗りし幼馴染の急き切る息の香
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ハル
夏よりも冬が好きだと言う君の好きなアイスはガリガリくんで
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たみお
体弱い 頭も弱い 気も弱い それでも君は 強いと言うね
1
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五穀米
ホームページに載せる名前の増えゆきて友ら静かに存在したる
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五穀米
ホームページのコードを友に任せたり心ゆるびてひとり乾杯
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五穀米
黒人の少年マイケル美しく鼠の歌を歌うソプラノ
4
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由縁
てぶくろを逆さに言ってじゃれあって いじめなかった思う浅はか
1
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南 骸骨
歩を打ちて瞬きもせず次手を指す二人の無口はむしろ饒舌
3
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五穀米
いつのまに友となりたる男いてこれまでの軋み敢えて語らぬ
1
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詠み人知らず
筆書きの友の葉書の美しき 最後の文字のかすれ気に掛かる
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詠み人知らず
現し世のセクシュアリティと母性愛海に溶けゆく 春の空高み
3
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詠み人知らず
君に向くさらなる思い欺瞞なく やりとりさる文宵を待ちかね
4
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イマココ
風花舞う 休日の午后 旧友の暖かき声 優しき眼差し
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由縁
ひきこもりの子雪かきをせりという 友の背筋でわが荷も軽く
1
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詠み人知らず
中毒と言わずや深夜眩暈してそれでもつなぐ「うたのわ」の輪
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