うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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まつい
偶然が重なって奇跡を優に超えて手を汚さずに、ゴキブリが死んだ
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まつい
昨日からオーケストラをかくまっているので出掛けられない土曜
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五穀米
二十歳前芸術語りし恋人はこの三十年われを生かせし
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詠み人知らず
四方より腐臭の風は吹きにけり貪る餓鬼を貪るわたし
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いり子
負けないという勝ち方の美しさ 硬く結んだ口の凛々しさ
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いとう むた
胸焼けがするほど食べてきた君を少し残して保存できたら
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いとう むた
確実に静かにとおくはなれてく横たわり聴くサヨナラのおと
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杜若 撫子
アンテナをピピピ張ります 受信中（応答どうぞ 私はここよ）
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文麿
その頬のうすく染まるは頬紅か伏し目の君のにほひあやしく
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文麿
君からのうす薔薇色の便箋はひと文字づつの姿けなげに
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いちにのパッパ
ありがとう子らと眠っている君にお疲れさまをお届けします
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理負春
きくらげと人参の仲が悪いんだ訴へる姉をまた寝かしつけ
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詠み人知らず
約束の時間だけれどもう少し 僕を待ってる君を見ている
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山本左足
本当にあれは綺麗な闇だった花火がすべて終わったあとの
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山本左足
いつまでもそんなところで雨粒を数えてないで帰っておいで
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山本左足
この顔にピンときたなら１１０番キュンときたならそれはもう恋
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あまおう
五分咲きの桜祭りにきみと居る恋の濃度を求めなさい。
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いとう むた
午後２時の図書室行きの夢のなかましろな手首カノン奏でる
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ゆうくん
おはようの枕言葉を その耳に ミモザの道を 歩くミューズに
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ゆうくん
白梅は 風のダイヤル 花びらを 弥生見えない 指がなぞりて
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