うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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只野ハル
夕立がシャワー代わりになるような南の島にふたりで行こう
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詠み人知らず
夕焼けが世界を単色に染めて もう気にならぬ隣の芝生
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桜井さえ
あすからは見えるだろうか潮騒の形をしては消えてゆく人
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潮月繁樹
戀花に 月夜が照らす 白き絹 蜜にまじりて 紅く染めゆく
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潮月繁樹
月夜には 襖に映る 姿繪を 抱きしめてみる 夏の夜の夢
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横雲
咎をいたみ愛しきものと花薔薇摘むや痛むる傷の滲めり
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横雲
山茶花の葉をみな刈れる日の終えて袖に残れる毛虫踏みたり
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yuki
息荒び無我に噛み合ふ口づけの残す痺れが未練を捕らふ
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詠み人知らず
物語性を付与して別れたり 初夏のページに栞をはさむ
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聴雨
小夜ふけて闇の底なる時つ鳥忍び音ひとつふたつ零るる
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詠み人知らず
このところ君の住む町通過する十九時の空 パステルカラー
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聴雨
螢なすほのかに浮かぶ君が影涙かたへに忍びたづぬる
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たんぽぽすずめ。
たっぷりのバジルを使うパスタには君も微笑む魔法の如く
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たんぽぽすずめ。
最近の仕事に悩む君へ我れテレビの話しばかりで恥じる
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falcon
黄の薔薇にひかりあふるる昼下がり綸子の袖に影を映して
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falcon
階段を染める紅薔薇ちるを踏む裾に名残のかをりとどめて
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紙魚
闇を裂く光さえも遠すぎる午後８時半 異国の地にて
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falcon
咲く花の眩くにほふはかの時の君がモーブのスカーフの色
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樹 沙羅
マニュアルであればそれは恋じゃないただただ私の愛しき温度
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綿羊てんこ
さみしいと百回言えばスカートの丈を短くできるのだろうか
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