うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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弥生
ようように卯の花くたす空梅雨も枯るまで待たす君ほどでなし
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文麿
西ぞらの雲のすきまに陽ののこり永久に屆かぬ人の瞳の
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在原紀之
黒色のコスモスが咲く秋風に傷を撫でられさよならを告ぐ
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在原紀之
希望的絶望的な観測を重ねつつ張る予防線網
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律
紫陽花が雨に打たれてうなだれる あなたに叱られたあたしのように
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律
きみの手で紫陽花の花が揺れている 「淋しい」という言葉のかわりに
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がまくん
心よりからだが月日を知っている髪を切ろうか暑い季節に
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芳立
恋の名はよそ路をとこもひさかたの月照る夜ははたあはれなり
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さく
桃色にうっすら染まる唇に似合ってないよ「さよなら」、なんて
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さく
五月雨に打たれ冷え切る指先に熱こもらせる君の御姿（みすがた）
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光源氏
あかあかとまなうら染める花ざくろたまゆらに散る戀と知れども
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茄子姫
夜更けに思うのはあなたのことばかりだと独り言でなら言える
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光源氏
戀ふれども逢ひかつましじ鄙の夜涙でかすむ雨のあぢさゐ
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光源氏
我が袖をはかなく照らす娥眉の月風の絶えまにこゑは聞こえど
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詠み人知らず
茜色うつる吾が輩色恋らそも膝の温もり床待ちらはや
2
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五穀米
婚姻をしても異性を求めたるひと等軽蔑する気持ちあり
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みやこうまし
励ましの歌を詠むべし苦しみに真向かう人に心を添えて
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詠み人知らず
すれ違う一瞬そっと目を閉じる あなたが通る 風を感じる
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どるちぇ
でも時に言葉は無力そしてまたあなたのそばで声を失くすの
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アキラ
初恋はいつであったか忘却の渦にまみれて紫陽花の花
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