うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
うつむきてクリスマスローズつぼみだす植えて二年目の朝の喜び
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あみー
どこまでも昔の方へ突き進み史上初日の出を見に行こう
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芳立
なほもまつ常盤みどりはひとしほに菰をぬぐべき日もかぞふらむ
10
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二斎
ぬばたまの呉羽にいづる風つたひすごう聴こゆる夜半の鳥聲
6
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若楓
徒然にひよひよと啼く振り向けば陽だまりの梅満開の中
8
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二斎
朧月庭に眺まば土かほり明けて雨こそ降ると知らまし
5
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千鴇
曇りなき三日目の月 夜の暗さ疲れた星も 眠る揺りかご
8
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捨丸
梅の香は初午に乗り山里の子らにやさしく春を告げたり
10
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氷雨
星影を 粉砂糖にして 夜の更けるを などチョコケーキと 我思はざらむ
3
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海生ろらび
街灯に眼を腐らせた私には弓成す月が美し過ぎて
3
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芳立
春あさしゴールキックを打ちあぐる空には深きロイヤルブルー
8
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薫智
いつもよりふた駅前で降りてみた今宵三日月眺めて帰る
19
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二斎
春霞み雲居と峯は混じりけり流したらむる墨のさまかな
5
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詠み人知らず
雪解けの匂いとともに一枚の春が舞い込むレターボックス
6
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半格斎
弱よわし陽だまり消して吹き乱る雪よいささかおだやかにあれ
14
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竜胆
ミシン目の如く縫われた父の皮膚 それでも木々は風口遊ぶ
3
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たんぽぽすずめ。
絶滅の危惧種に人もタスマニアデビルに言われ無き明日となれ
7
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竜胆
少女から女になりき乳ふさの形が我の無形フラクタル
5
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氷雨
この度の 冬の帝は 厳しいと 秋も隠れぬ 大和なりけり
2
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詠み人知らず
花粉症に嫌な季節がやってきた梅撮りながら鼻水すする
8
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