うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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大納言
かのひとに 贈りしふみの 言の葉は 二時間足らずで 枯れ散りにけり
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大納言
感動も 二日過ぎれば 日常の 流れに消えて 跡形もなし
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三嶋
おもしろきこともなき世にきみは居り つまらぬ僕の夏の焦燥
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文麿
忙しく講習會へ向かふ子を送り出したりひとりの夕餉
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千葉 甫
不眠症の主人と暮らして夜吠える隣の犬の昼間は眠る
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文麿
君笑うその声そぶり風に消え友逹なんかなりたくないよ
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いたち
スク水に着替える中身を想像し紺と割れ目の夏の女神よ
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いたち
数年前ゴムと夢を買いました夢が破れて独りで使う
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いたち
抱き締めたメスの子犬の可愛さを放つあなたに挿れてワンワン
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みなみぐち
フローズン思い出せないフローズン あれだけ一緒にいたのに今は
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薫智
伝えられる言葉はたった一つだけ「君が好きです」それだけだった
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淑乃さと鹿
俗に言うずっと一緒の曖昧さ人によって変わる長さよ
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横雲
ひのもとの消えゆく宵や夏虫の色したたれり選らむおよびに
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しゃか
あと十年早く生まれてあと十年彼方が遅く生まれていたら
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しゃか
目に映る総てのことが輝いた でも、だからこそ、別れを告げよう
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樹 沙羅
ワープして１ヶ月先に飛んできたい君があの子に告白する日へ
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樹 沙羅
はじめからサヨナラのセリフ考える最初で最後の君とのデート
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聴雨
しづかなる褥に白き月さしてあをき吐息のさざ波立ちぬ
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聴雨
語らひの長らふ夜に夢うつつ文字とりこぼし舟を漕ぐ君
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夏恋
息苦しゼリーのような夕凪と君の記憶で噎せそうになる
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