うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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笑能子
早々の梅雨の寒さに首竦めそれでも闊歩すクールビズ群れ
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武田シンノスケ
藍色の空海照らす望月を千年わたりて吾も見るらむ
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芳立
雨あひに宿を出づれば葉ずれより語るものなきさつき闇かな
16
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みやこうまし
にんじん葉歯ごたえありておしたしの香りさわやか若さを食べる
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ケンイチ
移ろひを小さき窓に眺むれば鳥の唄また恋しく思ほゆ
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詠み人知らず
ほととぎす去りがてに鳴く木の闇やまだ晴れやらぬ心宿らむ
19
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ふきのとう
強風に小さき苗は踏ん張りてあおられようとボクは負けない
9
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芳立
ふるほどに忘れたりけり梅雨雲のはたてに碧き空の深さを
11
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チェリー
荒天に今や旅立つつばくらめスペースシャトルに一矢報いぬ
4
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一
走り込む屋根は選んでいられない大手居酒屋チェーン店前
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ねずみ
この滴 眠い成分 梅雨入りの黴はえるまで 床に臥したし
1
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ケンイチ
終わりなき夏のはじまり透き通る湖に向かって少年よ飛べ！
4
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トノゴジラ
筥松とたはむれ降りる雪花に歩を停めらるる玉砂利のみち
3
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みやこうまし
梅雨空の黒き水面の鴨の川底にきらめくはやの銀線
11
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ねずみ
あまだれを きゐてよだれを たれしよは夢にみるのは みたらし團子
3
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詠み人知らず
ほととぎすありし日よりの鳴き声も雨に途切れて消ゆるゆふぐれ
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まるたまる
梅雨寒に咳をしている人多く酸素不足の電車は進む
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白亜
あいまいに現を過ごすな 警告を 発するように斜め雨、降る
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ねずみ
おかしいな 五 七 五 でない 寝ぼけたかそんな日もある わが短歌かな
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詠み人知らず
雨間なき雲に失せにし空の色落ちてや宿るあぢさゐのあを
6
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