うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ふきのとう
益田川清き流れに旅人は湯煙のなか疲れ癒せり
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まるたまる
ゆっくりと進めばいいさ楽をせず梅桃すもも銘々に咲く
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トノゴジラ
湯のみ湖に立ち泳ぎする茶柱はあかねだすきに摘まれて来しか
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トノゴジラ
喉熱く鼻ぐずり来て咳出でる変わらぬ風邪の式次第かな
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Coo
誰となの誰と話せば気が済むの帰り道など消してくれ、宙
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ねずみ
天津風 流れる雲は何處へゆく天の乙女よ突然泣くな
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Coo
この空の全てが鳥のトイレかな躱しきれない彼らの自由を
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ケンイチ
真緑の湖上にひとつ舟あそび夏は無口となり煌めけり
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桃太郎
雨だれの 雲の隙間の 陽光の来たれ草木 花鳥来
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ふきのとう
ラベンダー今年も咲けるうれしさにポプリ作りて芳香たのしむ
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ふきのとう
松葉菊花壇いっぱい広がりてピンクの小花あざやかに集ふ
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あそびくも
遠方の八重の山面たな霧らひ薄墨たたむ黄昏のころ
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トノゴジラ
体当たり地面に散れる雨つぶの遺せし声か雨音のしらべ
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みやこうまし
白扇をひろげ揺らして酔芙蓉天女の舞を舞うやひとえに
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あそびくも
しめじめとそぼ降りわたる長雨に我は顏たる紫の花
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紅桜
雨の日に落とした傘が駄々こねて必要性を訴えている
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紅桜
落ちてくる雨の雫と眼が合つて挨拶してる睫毛の先と
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ケンイチ
遠近の農家の競ふ軒先にやや大ぶりの桜の実かな
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ケンイチ
ひもすがら吹き風巻きたるみづうみは騒立ち今日は為す術もなし
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花梨
水無月の田を揺らしてや一対の夫婦鴨ゆく梅雨の間に間に
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