うたの一覧
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河のほとり
闇ならばかへりてやすき寝をねまし雲居は月のかげももらさで
16
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夕夏
うちそとにきづかうごとくふるまいてしんじつやみにうもれゆきたり
3
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舞
ゆく季節を気早き秋の草陰に声まだ若き鎮魂の歌
14
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優器ルミネ
ティディベアのように居座るこの部屋できっと僕だけ笑えていない
5
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優器ルミネ
久々の友の笑顔は少しだけ大人に見えた。僕はどんなだ?
5
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果禾緒
月の弧の眉を描きぬ 手鏡の左上に満月を置きつつ
5
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呉竹の憂き節
のどけさは昔ながらの庵なれや荒れにし里の撫子の花
7
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千映
故郷の夏おばんざいみちのくで似たししとうで作る楽しみ
8
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葱りんと
リオ五輪 吉田沙保里に もらい泣き 「そんな事ない」は みんなの言葉
12
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ハナアルキ
かわいいねって百回言われても 不幸せな子でいさせてほしい
2
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朔夜
チキショーとコンチクショウのはざまには一体何が横たわるのか
3
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只野ハル
スマホが告げるオリンピック速報朝夕の新聞で確かめる
9
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只野ハル
暑過ぎて少ないヤル気干上がれど洗濯物は乾くの早い
14
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優器ルミネ
ゴミクズが「大変そうね」と僕に言う風に飛んでく君よりキツイ
4
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夢士
歳重ね知らず知らずに老い来たり気づかぬ振りの駅の階段
14
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沙久
しゃらしゃらと 砕けた雲は 吾に降り いつのまにやら 翼となりて
10
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なかしぃ卿
カメラ目線その奥にあるレンズそのさらに奥なる心の目見よ
1
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詠み人知らず
いなり寿司 高島屋で買うお供えに 今日やっと死にたくないと思えた
3
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木村珊瑚
君は今もアビーロードの車を止め甘い林檎を齧ってるよね
3
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なかしぃ卿
暑すぎて夏来にけらし白妙の衣干してもすぐ乾くよね
3
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