うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ふきのとう
玉葱は小雪降るなか背を伸ばし遠き春待ち寒さに耐える
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雲居の月
白妙の衣纏ひし比叡山冬を告ぎなむ京の都に
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浅草大将
寄せ来ては凍りて返るさざ浪や志賀のうらみの風の寒さよ
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ゆうくん
青空に 広げた枝も 伸びやかに 山目覚めるか 小春日の朝
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ゆうくん
いにしえの 色雅なる 月の舞い 夢とどめたり 冬の舞台に
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ゆうくん
寒海苔に 海織り上げた 春の歌 いま琴の音を 波が奏でて
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詠み人知らず
強い風が 雲を散らして 昨日より 明るい夕暮れ 残していった
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詠み人知らず
軒下に 星空避けて 眠る野良 冷えた背中を 冷えた手で撫で
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伊藤真也
目覚めれば顔半分を照らす夕焼けに急かされカァとつぶやく
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半格斎
雪の原踏み分け家路を急げども降りつむ雪のおもくなりけり
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紫草
ひたひたと淋しき音の夜時雨 寒さの向かふに春の匂ひす
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恣翁
霜置ける橋に 残れる足跡を 照らす 旅籠の屋根の上の月
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ゆうくん
月影に 朱のかんざしと 光る花 千両飾る 緑葉の髪
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ゆうくん
朧なる 二重まぶたの 今朝の月 瞳優しき 冬空の恋
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いちにのパッパ
木枯らしがミッドランドを騒がせて「まだ」と「もう」とが僕を惑わす
1
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鴫沢葦穂
かむなぎの清き鈴が音にさそはれて白雪ぞ舞う弓弦羽の宮
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庭鳥
細波がたつお濠端次々に鴨が潜りて水面濃くする
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浅草大将
春ならでさてものどけき眺めかな夕もやなびく冬なぎの海
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リンダ
海沿いの細き坂道下りゆく頬打つ風は痛みが似合う
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せいか
「わたくしが春の舞台を開くのよ」気品をたもち開く蝋梅
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