うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
聴雨
散りぎはの花それぞれに思ひありて最期の風に託すひと色
36
もっと見る
-
聴雨
ふと風に声聞く心地ほつえよりわが足もとにたづねし花の
8
もっと見る
-
武田シンノスケ
あの桜 今頃咲いているだろう 三鷹の駅の北口の脇
2
もっと見る
-
弦跳
往く川の流れは絶へずしろたへの 陽もしろければ水温みつつ
4
もっと見る
-
白亜
そら豆をはくりと噛めば大地からとどいた曲のはじまり はじまり
8
もっと見る
-
白亜
菜のはなと君のくちびるふれるとき ぷちん、と滴のはじける音す
12
もっと見る
-
あき
桃色の蕾の花は真っ白で墨を含んで散ってゆくのだ
15
もっと見る
-
想野
桜花 わが翅となり舞い上がれ春の嵐に散るその前に
2
もっと見る
-
芳立
いざや見に行かむと思ふ春の日のタイムラインに霞むうす紅
12
もっと見る
-
金魚藻
救世主殼より出ずる櫻花咲きて散りぬと釋迦の云ふなり
2
もっと見る
-
詠み人知らず
鉄の味が口いっぱいに拡がって なぜほっぺたを噛んだかわからん
8
もっと見る
-
みやこうまし
道行きてしだれ桜と桃に問う上を目指すか流るが良きかと
9
もっと見る
-
みやこうまし
天領に咲きてこそ映ゆ糸桜しだれて咲ける臣の床しさ
6
もっと見る
-
村上
荒おこしすすむ平野を見下ろして石鎚山頂残雪ひかる
6
もっと見る
-
村上
やうやくに咲きたる梅に降り注ぐ墨絵の如き啓蟄の雨
6
もっと見る
-
いちにのパッパ
開花したサクラも寒に震えてる今年の春よいいとこ見せて
3
もっと見る
-
諏訪真
窓を打つ凄まじき風の音例えれば千早振るとはかくある様と
4
もっと見る
-
鹿男あほでよし
三月の終わりに雪が降る街はハンドクリームさえも冷たい
9
もっと見る
-
陽だまり
春の風ふうわり吹いて淡雪のごとく花びら舞いあげ揺れる
2
もっと見る
-
そらの珊瑚
降ってくる幸福にも似た悲しみつれて桜のはなびら雪のように降る
4
もっと見る
