うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
淡墨の 雲が降らせる 雨を聴く 虹七色の 音階をいま
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ゆうくん
黄のゴーヤ 我が家に咲いた 南国は 蔓の彼方の 空を見上げて
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ゆうくん
山道の 夜露に濡れる 紫陽花の 思いが薫る 六月の朝
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本間紫織
太陽にさらす手のひら本当に掴みたかったものの答えを
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環
久しぶりに顔を上げれば雲の上に雲がありまたその上の雲
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浅草大将
咲けば雨枯るれば風にうたれつつ散らぬ命があぢさゐの花
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風蘭
長い尾をささと振りつつ忍び足出てきた砂の色を背負って
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紫草
にぎやかに梅雨の気忙はな雨ふらし閉じた窓辺で雨音を聴く
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みやこうまし
梅雨空に青き湖底が現れて烏が斜めに掠めて越えぬ
11
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桜園
梅雨空を写す水面進みゆくアメンボ残す小さき波紋
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ゆうくん
玉すいか 緑小さな 星に降る 雨は真夏の 星と流れて
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かぐら
さめてゆく心のままの夜の服が似合わないって秀るさくらえ
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みやこうまし
紫陽花の花に結べる雫玉花色写し艶重ねたり
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麻倉ゆえ
耳を打つ瑞雨きらめく田のカエル迷わず鳴きて良縁を得る
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せいか
私には想いこぼれるこの径も六月なかばあじさい天国
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詠み人知らず
むらたけの風にさわがし笹にごり大屋根の雫の川にまじらば
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芳立
青々と千葉はあしたをうたがはず沖縄はけふ梅雨あけぬなり
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浅草大将
うつし世の流れに笑まふ花もあれ身はうき草の命なれども
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ゆうくん
空にいま 青樹纏いし 霧の城 湖畔に静か 紫陽花の雨
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かぐら
栄しても届かぬ夢代ひとすじの金星としてきみを守りぬ
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