うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
夏トマト 夕焼け空が 過ぎるたび 染まる小さな ビードロの青
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かぐら
指さきでつたってみたき村半夢 その疑いのそとはまた晴れ
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りも
生ぬるい風にそよ吹くこの我が身けだるさに酔い星を数える
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じぇい
雨上がり 虹架け渡り 晴れやかに 笹竹飾り なお艶やかに
1
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あき
これだから都会ってのはいけねぇや蛍も見ずに夏が来ちまぁ
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もなca
梅雨明けと見まがうほどの青空が少し悲しいあじさいの花
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あまおう
涼風やさくらの園の包みたる千の枝葉に優しくそよぐ
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けい
オレンジの數ミリほどの花だけど風に散つては 儚すぎる一日
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falcon
親を追いおぼつかなくも飛び降りて小雀あそぶ芝生はみどり
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五穀米
われら生かす天上の真理言祝ぎつ天道虫と言ふ名享けしか
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ゆうくん
空にいま 光る涙の 玉簾 鳴る夏空に 織姫の雨
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ゆうくん
哀しみの 色が輝く 織姫の 簾流れる 時の雫に
1
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ゆうくん
七夕の 空の涙に 玉簾 咲く透明な 花びらの雨
1
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五穀米
烏羽根を拡げしアンテナ見上げつつ静かな朝の日常の中
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砂山
草陰に三日月がいるさっきからさみしい顔で水面が揺れる
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環
雨上がりの腕に小蜘蛛をまとはせてすこしだけ高い空を見てゐた
1
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聴雨
薄暮れの白雨に灯るまぼろしの紅さす如き夏花ひとつ
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環
それぞれの軌道を見せてゆるやかにつばめ散開する町はづれ
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聴雨
日にありてよひらの花のいろ淡く雨にありせば脈々とあを
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聴雨
なまめかし闇の窓よりたづぬるは月の涙と花のしかばね
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