うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
蜩を夏の初めに聞いたてふ友の言葉に災禍憂いて
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詠み人知らず
夕焼けは夏の季語には遅すぎてモダンにまとうモガのごとくに
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枝戯
長き日の昼は外にて多々あれど夜の内には虫の音ぞしむ
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みやこうまし
芝草に松毬転げ遠目には雀が跳びて遊ぶがに見ゆ
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詠み人知らず
吹き抜ける朝夕の風の涼しさよ晩夏と初秋行きつ戻りつ
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五穀米
里山の家々山の懐にささやかに全てを自然に委ねて
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甘子
意地悪な 入道雲のその後ろ 思いがけない 空の高さよ
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もなca
大雷雨去りて清しき夕暮れに夏を惜しみてひぐらしの鳴く
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枝戯
しんしんと静まるそらに稲光轟音降りて豪雨轟く
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詠み人知らず
打ち寄せる小さき貝殻手のひらで海の匂いを微かにはなつ
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みやこうまし
空澄みてぽつぽつと行く白い雲蝉と知るなり秋の兆すを
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ふきのとう
盂蘭盆の過ぎゆくなかで静かなる集落照らす横雲まぶし
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五穀米
幾度か尾根を越え行きまた下る愛しき行程ただひとりして
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五穀米
夕焼けのその儚さよ夜はいまし訪れんとす招かるるごと
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五穀米
青空を横切る飛行機雲のありわたくしの生も掠めて行きぬ
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ゆうくん
送る夏 あの雲のもと 友に問ふ 胸に希望の 聖火灯るを
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ゆうくん
翔けぬけた 青を炎のランナーは 風の季節の 空をめざして
1
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桜園
未だ鳴かぬ蟋蟀一つ部屋に飛ぶ秋近づくを伝へるごとく
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桜園
盆すぎて青の朝顔咲き初めししろたえぎくに蔓をからめて
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ユーカリ
吹き抜ける風はひいやり秋の風 時間はたしかに回りつづける
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