うたの一覧
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石川順一
団栗は跡形も無く無くなってそんな夢オチ境界が無く
12
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石川順一
昼食はハードレインが降り続き稲荷寿司食べ晴れの予感無し
12
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宴
GUで大人買いして5000円ファストにいこう服も気分も
7
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宴
ことこととあたたかくすこし待ち遠しいたまごをゆでているときの気持ち
9
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詠み人知らず
歩けずにひとりうつろに吐いたものフィソステギアの花の屍
5
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102
ほっとけよ さびしかない 肩胛骨の間がちょっとカラッポなだけ
6
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九條千鶴
薄氷の空を引き裂き飛ぶ鳥の白きを見れば春は来にけり
6
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然景
登り坂 充実していた 若い日々 まだ登りたい 元気で楽しく
1
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ヒラヤノリコ
変な歌首から下げて街を行く同じ音色の歌が聞こえる
5
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ヒラヤノリコ
集めては言葉のしずくふりかける音符の中に命が宿る
9
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雛乃
幸せになるためにきっとあがいてる どうか明日はもっと良い日に
9
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inosann
胸焼けに豆腐を主体のお食事で月に一キロ減ってはいるが
15
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ながさき
我が如く 全ての衆生 等しくし 異なるところ 無からしめん、と
14
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松本直哉
霜冴ゆる夜のしじまに不明者の名前を告ぐるラジオ聴きをり
9
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千映
花冷えの朝の食事に温めたトマトがその日の予定尋ねる
10
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安井シンゴ
「明日、晴れる?」ときみが問う 春のキミドリ コート見せつつ
4
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安井シンゴ
花も過ぎ、半袖の人と行き交いて、長袖のわれ「おはよう」と云い
5
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安井シンゴ
たれからも強制はされねども、自ら思う、「雨天決行」
6
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安井シンゴ
わが胸に 言葉の積もる井戸があり、浮かび上がるは、決められたリズム
7
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舞
桜には乙女子似合う卯月かな髪へと飾れ花ひとひらを
12
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