うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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桜園
かさかさと銀杏の黄葉をかきわけてぎんなん見つく至福の時に
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ゆうくん
星月夜 億光年の その意味を 白い吐息の 霧が包んで
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ゆうくん
冬を待つ その彩りを 紅葉舞う 四季ある国の 山にあわせて
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ゆうくん
見上げれば 更待月や 風の船 ゆく水底の 秋の景色を
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桜園
紅色に染まり始めし桜葉はぽっと朱にそむ朝の光に
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聴雨
ゆく秋の夜を惜しみて滲みたる妖しきまでに匂やかな月
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いちにのパッパ
ひとときの金木犀の空間を抜ければそこに秋の風吹く
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桜園
百ほどのビオラ苗から選びしはふと目のあいしピンクのあの子
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石川順一
下山時に応援歌湧き剥き出しの根を、岩、苔を超えて行く我
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詠み人知らず
ボンデージ纏いしサンマ横たえて大根おろしポン酢も少し
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詠み人知らず
自販機の灯り恋しい田舎町ここには星がまだあるんだね
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聴雨
電飾のあまた燦めく木々の間にしづかに色ふ月のかんばせ
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花柊
ガレージの 空洞抜けて 陽浴びなば 冬の来る前 あの人に会う
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住川幸
真四角の海を背にした秋草の秘密の園は立ち入り禁止
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冴ゆ
瑠璃色の海に描いた白い線進む船らの清々しさよ
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詠み人知らず
休日に集う教会ジーザスは この風景を知っているのか
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みやこうまし
木枯らしに枯れ枝降れる木暮れ道枯れ枝に似し男が過ぎぬ
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南 骸骨
「しばらくの間お休みいたします」フォークの浮いた見本は隠れて
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みやこうまし
色づける枯れ葉の道を踏み行きて秋の褥に心癒さる
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もなca
どこからか焚き火の匂い流れ来て深まる秋を知る夕まぐれ
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