うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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西村 由佳里
情報をようやく耳に入れた日はくもりのち雨ベランダに服
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詠み人知らず
如何なれや 真偽のほどは知らねども 李下に冠 正せし愚官
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詠み人知らず
乱発で価値下がれりと言はるれど 元ゆ基準の何処にありや
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つちだゆういち
大谷の天使の笑みで投げたるは悪魔の如し魔球スプリット
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浅草大将
ただ一つ世にともしびのアカシアの花も散らすな春の夜の雨
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浅草大将
デモにゆく我を送りて門辺にぞ立てば妻はも身じろきもせず
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クロネコ
蛍火の 戦の傷の 哀しさは 古典にあらねば 血涙絶えまじ
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澄舟
こっそりと五羽のみさごが連れられてフェンスの向こうのアメリカに着く
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詠み人知らず
花々は咲き急ぐには非ねども人の祭ぞ早まり遅るる
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千映
京都産筍口に含んではプロの手さすがと感動の声
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詠み人知らず
大学に進学したくも叶はぬは 親の因果ぞ子に報ひける
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浅草大将
世につくす道はまことのひとすぢを右よ左と何あげつらふ
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桜田 武
真相は「訴追の恐れ」に阻まれて疑惑の雲湧き春の日暗し
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詠み人知らず
航空力 手にせし子孫が 二千年経て知る 貴きナスカのロマン
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詠み人知らず
采女らが褌一つで取り組みて 工人のミス誘ひし歴史
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詠み人知らず
土俵の上 何処辺までか土俵ならむ 接地せざれば難なきものや
10
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千映
即席のビニールハウスの花見席暖とりながら乾杯の宵
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浅草大将
いと深きかすみの奥は知らねども何がながたの仇の花ばな
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詠み人知らず
抜き出づて寝ねざる国の日の本の豊かならざる民の悲しさ
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千映
ひらひらと舞う花びらを紙コップビールに受けて宴もたけなわ
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