うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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ゆうくん
蝶翔ぶは 星の記憶を 辿るため そのひとひらが 冬の夜空に
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ゆうくん
海風に 空に昇るか 青き雲 冬星の瞳 龍の姿で
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詠み人知らず
吹く風にアルプス育ちのシクラメン紅き花びら狹庭に震ふ
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碧宮煙草
上弦の月とｂｏｔが言ったって見えやしないと拗ねてうつむく
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けたけたべたべた
懐かしい、空気や風を、思い出す、もどってきたなぁ、あぁふるさとよ
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みやこうまし
払われて道に積もれる銀杏の葉ここしばらくは金の絨毯
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ふきのとう
木漏れ日はビルの谷間にさしこみて街ゆく人をまぶしく照らす
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粕春大君
もみぢ葉の散り敷く庭の丹秀ふればやがて掃はじ秋の心を
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恣翁
寒鴉 背に乗せ 牛やゆっくりと 夕陽を浴びて 共にし帰る
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桜園
天日干しのささがき牛蒡をお茶にして飲めば通じもよくなりにけり
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桜園
桜葉の散りしきる庭の片隅に返り咲きたる芙蓉一輪
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谷川めぐむ
雲ひとつない青空に鳩たちが白を差し込むべく飛んで行く
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けたけたべたべた
十五夜に、妖しくひかる、神の目が、いと鮮やかに、下界を照らす
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緋色
あの雨は誰かの涙だったんだ だってあんなに虹が綺麗だ
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せいか
緑さす畑に白の玉模様 あのねぎ坊主このねぎ坊主
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詠み人知らず
三時半てぶくろ恋し買い物路 日向を選び遠回りする
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恣翁
刈り取られ 冬の色濃き稲田にぞ 落ち穂啄む鴉群れける
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桜園
五十鈴川の流れに落つる楓葉を手に掬い神に柏手をうつ
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ゆうくん
風に乗る ロシアの雲よ 夢はいま わがネヴァ河に 巡る季節を
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ゆうくん
冬空に 流れる雲の 音を聴く 凍る華厳の 滝の響きを
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