うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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杜鵑草
盆の間の庭に群れ飛ぶあげは蝶いづれを妻の魂と分かまし
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杜鵑草
迎へ火の燃ゆる明かりぞ頼もしきいかなる魂も見えざらめやは
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兎桃
酷暑避け黄昏時の町歩き盂蘭盆の香其処等に薫ず
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滝川昌之
寝返りでタオルケットを巻き連れて仏間で避ける蚊取り線香
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滝川昌之
サンダルの素足をひかれたくなくてインバウンドのキャリーケースに
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杜鵑草
負けぬとて服脱がずともよよいのよい客まつ山の夏のまつりは
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茶色
文明が発達しても天災を予知する術は難しきこと
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滝川昌之
初恋はそうレスリング巴里五輪でファーストキッスの金メダル
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Aquarius
延々と地震を無視し五輪やるテレビ朝日は何か持ってた？
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Aquarius
狙い撃ち数無い録画番組を潰してくれた宮崎地震
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ながさき
核兵噐 「必要惡」と思ふ人 さうではなくて 「絶對惡」と
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茶色
夏空に飛び立ち散った命花固く手を組み鎮魂祈る
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海野 冬雪
鮮人が投下せしなら碑文さて？ 「過ちは繰り返しませぬから」
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へし切
がんばって流した汗は美しい その輝きを青春と言ふ
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うすべに
動員の昼のたのしみ奪われて アルミも融けたおべんとう箱
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falcon
原爆ははるかに遠く季語となり陽光じりじり猛暑がつづく
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夕夏
こくさくでへんかもとめてこうていぶあいあげてみたけどおかぶさげ
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茶色
怪我をしてそれでも努力惜しまずに栄光の門こじ開けたひと
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へし切
忘れてはならないその街その日付 六日ひろしま九日ながさき
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茶色
いつの世も戦の火種絶え間なく突然消える尊い命
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