うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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真如
しなの路の 眠れる大地を ゆり覚まし 如月ひと日 降りしきる雨
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ふきのとう
はらはらと舞いては消ゆる淡雪のはかなきいのちは散る花に似て
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みやこうまし
春浅し落ち葉の上を行き交いて二羽の雉鳩つかず離れず
10
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桜園
雪の上にフリージア早も葉を広げ冬と春との境をみせる
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黒鋼皇
白黒とつかぬ思いが空に満ち曇る心を洗い流して
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桜園
五分咲きの梅の小枝にやどりたるしずく凍りて朝陽に光る
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文麿
降る雪に日輪かくれ道すべる浮かれし鳥の咎にあらねど
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市川春水
春雨に梅が古木は黒ぐろと花艶つやと朝にたたずむ
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市川春水
雪やみし朝の空気はふくらみて春来るらし 土の香ぞする
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木綿
干潮に珊瑚は顔をのぞかせて風を吸っては吐き出している
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りゅう たいせい
静かなる砂丘の向こうどこまでも青き水面は心を照らす
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深倖（白子鳩）
ざわつける 木々のこずゑのさやけさに淋しき冬の寒さをぞ知る
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三嶋
いずみにも青く栄ゆるは富士の峰 清き国にぞ在ると誇らむ
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詠み人知らず
前までは吹雪が吹いていたけれど今吹いてるのは桜吹雪
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知久
青富士と対峙し歩け風の中無心の境地禅に近付く
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みやこうまし
せきれいの浅き水瀬に足ひたし確かめている春の微温を
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ゆうくん
春に聴く ルビーの調べ わが耳に 風は浜辺の メロディーとなる
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ゆうくん
風にいま 春のフライト 待つ翼 咲く白梅は 雪の走路に
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由良
北風がおどけてふいっと舞い上げた枯葉が笑う 踊り出してる
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笑能子
やや白き紅の霞の季節なる地に積りては絨毯となり
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