うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
雲海へ光の針を滑らせて今日の善し悪しを並縫いにする
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桐生賄
おしょすいね つい最近まで 「すいっちょん」 標準語だと 思ってました
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あゆか
古来より歌は辛苦に寄り添いて「御巣鷹忌」は季語でございます
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関山里桜
首吊りを図る私を笑ってか耐荷１０ｋｇのランドリーパイプ
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あゆか
御巣鷹の救助世代は退けど誰も忘れぬ焦げた御遺品
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あゆか
桑の実でくちびる染めし昼休み昭和の鐘が廃校告げる
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関山里桜
君と見し古き真白き燈台の写真飾りて歌ふ短調
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ながさき
大海の 波に漂ふ 栴檀の 浮き木に出逢ふ 一眼の亀
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舞
休日に妻と朝寝す寝つおきつ街の覚めゆく音を聞きつつ
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コタロー
薫風や黒い瞳に黒い髮クールジャパンが世界を飛びぬ
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むらさか
アルコールスプレーがある喫茶店 防犯用か？ ヨッシャまかせろ
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コタロー
詠み人も知らず小さきこの歌を特攻隊の方に捧げむ
11
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コタロー
花を愛で歌を詠めたるこの日々は特攻隊の泪の遺品
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詠み人知らず
強き日射しに草むしり 汗零すデコに 手ぬぐい捻りて巻きけむ
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詠み人知らず
垂直に黒い鍔立て 顔覆うバイザー帽で 戦隊戦士か
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コタロー
王朝の歌人の歌も知らぬのに皆の拍手で歌を歌ひぬ
17
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中野美雄
曉の潮騷のなか別れ行けば田雲雀ひそやかに今し鳴き初む
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灰色猫
恵まれた国家に生まれ恵まれた教育を受け死ねるということ
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中野美雄
橙色の百合のひらきてヨブ記読む何故花は散り人は死ぬのか
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あゆか
宴会で墓と介護の比べっこ質問せずに褒めてリサーチ
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