うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
|
|
-
秋日好
我が背子に横目をちらり 悠々と横を歩いて行った白ちゃん
1
もっと見る
-
秋日好
山陽の春日を願えど躊躇いつ電話の声が翳ると思えば
18
もっと見る
-
深谷真雪
心だけ離してみても難しい子でありながら大人といふこと
6
もっと見る
-
小茄子
千里越え まどろむ老猫 いとおしむ 父母のためにも 長生きしてねと
0
もっと見る
-
翠燕
何気ない 日常一番 幸せと 気付けし今日の 夕餉の時
9
もっと見る
-
詠み人知らず
病人のもとへ帰って草臥れたただいま、をいうひと 救われない
4
もっと見る
-
つちだゆういち
聾の母もう聞こえなひ心中は全て黙せり全て抑えり
12
もっと見る
-
び わ
結婚し月日は流れて五十五（いとい）年互いに支え険しき道も
6
もっと見る
-
西村 由佳里
カシャクシャと片づけているメロディのようないびきを止めないように
4
もっと見る
-
び わ
食卓に家内の心花となり捨てられた枝花（桜）を咲かせて
7
もっと見る
-
このは
鍵かけたトイレのなかでほっとする我の心はどこまでも孤独で
5
もっと見る
-
コタロー
虎猫が二疋竝んで窓の外春の景色を眺めてをりぬ
0
もっと見る
-
舞
語りつつ妻とひと夜を過ごしたりもう幾度めか記念する日に
3
もっと見る
-
石川順一
米こうじ毛布にくるまれ寝かされて机の前で一夜を過ごす
13
もっと見る
-
夢士
春嵐二人お泊り孫来たる爺婆忙し花吹雪かな
11
もっと見る
-
詠み人知らず
洗われてとかされ刈られてフラッフィー白の犬型ダストキャッチャー
5
もっと見る
-
敬之介
紡がれし吾も子孫も生ひ育つ年々歳々姿を變へて
6
もっと見る
-
ふゆいぬ
指先に結ばれた糸ひとすじのたぐり寄せてもそれぞれの春
5
もっと見る
-
詠み人知らず
小春日に 母 藤椅子に微睡めり まだ寒いよと 毛布掛けけり
11
もっと見る
-
横井 信
満月の ぼんやりにじむ 線路わき 子供の声と 並んで歩く
9
もっと見る
