うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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兵站戦線
流るるを忘れたりしかゆうばえのひかりは雲に映りてみづに
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らてん
ありふれた 日々に一輪 色のせて 心くすぐる春 待ちわびて
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詠み人知らず
あ、ゆれた。くらむ僕らの足元とうねる小坂を流れてく雪。
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詠み人知らず
筋肉と肺の限界見えるほど流してくるから野菜炒めを
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へし切
男郎花揃ふて咲いて女郎花 色、異なれど共に野に在る
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詠み人知らず
生きている息していると言いたげに 宙らを指差す枯れ枝の群れ
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ふるいづ
柿落ちる 薄の原を往く胸に 吹いて抜け去る 虚無は木枯らし
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詠み人知らず
池の端に手を打ちたればいっせいに鳥は飛び立ち鯉は寄りくる
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赤石仙人
高架バス窓より見える白き峰右に御嶽左に伊吹
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へし切
穏やかに初春迎へ妹に言ふおまけの人生ゆっくり歩む
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光源氏
あでやかに宮居をかざる梅の花君がもとにぞ春は來にける
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光源氏
ふしごとに千代の榮えを思すらむはるひにそよぐ竹の朝風
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詠み人知らず
春がきた歩き始めたみぃちゃんの 下駄のからころ リズムに惹かれ
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光源氏
あらたまの春の旭をたてまつり常磐にしげる峯の松が枝
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らてん
在るが儘 良きも悪きも身に流し舞昇る凧 処世を学ぶ
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ふきのとう
南天の紅あざやかに落つるるを真白き雪に見えかくれする
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兵站戦線
檜原なる野母の岬の八郎の野鹿の群るる路をたどりつ
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らてん
穩やかに靜けさ透かす青き空 遊び心に南天添へて
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へし切
言霊の幸ふ国の空見上げ妹に寄り添ひ言の葉紡ぐ
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日向猫
晴れ着屋臺人賑はへどご神域さやさや渡る靜寂の風
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