うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
その内に光と闇を宿らせてどこまでも続くよ海原は
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詠み人知らず
満天を映すも波にかき消されトビウオはまた羽ばたいている
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詠み人知らず
紛れ込むイルカの群れがわっしょいと網を荒らしていくから愛は
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詠み人知らず
大海をただようクラゲ もう二度と陸に戻れぬことを知りつつ
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遊糸
草原のオーケストラはヴィヴァルディ第一楽章リハを始める
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桜園
山茶花の赤が朝日に輝きてすがしさおぼゆ睦月の尽に
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日向猫
ぷつくりとまろきつぼみのほころぶやかをりおもひてこころほどけて
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詠み人知らず
冬景色紅くはぢらふかたを見れば梅のつぼみのほころびそめて
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詠伝
氷点に達せぬ夜は生ぬるく雪は溶けずに重きを増して
6
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佐竹扇
雪降らず芯のみ凍ゆ寒さのみ かのまま冬の去るが淋しき
2
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inosann
一条の光の差し込む海上に一艘の船 漂って見えし
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inosann
人体を全て造れても変わらんか他のために生きるからだの仕組み
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粕春大君
窓ちかき衾の風の寒くとも梅かをる夜は開けてふるらむ
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みなま
今朝の雨また寒くなる予報でもばらもブドウも芽そなえおり
6
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桜園
草の芽をだす雨朝よりふりつづきともしびの下蝋梅を活く
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詠み人知らず
全方位 霞に充ちた盆地にも 日差しの色が 滲む早春
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蕪西君
何気なき景色も見れば移ろいを気付けばすべて日常が歌
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へし切
明けぬ夜も止まぬ雨とてなき憂き世何故に侘びしや何故に哀しや
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呉竹
溶け出したほうき星味恋しくて 貴方とともに空に探して
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デラモルテ
遙かなる思ひを誘ひいつまでも白く輝く冬の夕暮れ
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