うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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半格斎
十和田湖の岸に小波や冴えわたり秋よ秋やと繰り返し來ぬ
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たゆむ
空の上歌いながらも見つめてる 瞼閉じると気付くことばかり
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松本直哉
さくらおちばひろふ夕べのしづもりにかそけき虫のこゑのおとろへ
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詠み人知らず
町内の運動会のアンカーに ちょっと気になる 青年走る
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詠み人知らず
ほろ苦く秋の夕焼け眺めつつひとりよがりの口笛を吹く
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詠み人知らず
池の面にうつりぬ雲の風に揺れ空にも流れゆく雲あらむ
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みやこうまし
紅葉も黄葉もなき今日の御所しっとり暗く霜秋を待つ
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詠み人知らず
幼子の落ち葉を拾い集めては可哀想ねと母親に見せり
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詠み人知らず
茶枯れたる落葉ばかりで冬の来むもみじもいちょうも地に馴染みぬ
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都詩
突風のシャワーツリーを過ぐるとき一面に舞う虹の花びら
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薫智
傘忘れアンニュイだけど前向きに水が滴る男を目指す
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つゆくさ
炒めても 揚げても煮ても蒸かしても 美味しくなれる 重宝ジャガイモ
10
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夢士
竹山の秋の風受けさわさわと木々の紅葉に竹の葉のあお
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詠み人知らず
緑地から多々良川こえ高速の 小さな車 わたくしは誰？
5
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松本直哉
由比ヶ浜に夕さりくれば波のおとたかくきこえて潮満ち来らし
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美津村
痛む脚を庇い労り上りきて見おろす湖ヨットの帆群
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詠み人知らず
種なしのブドウの粒を取りて食む食べ易くとも芽の無き果実ぞ
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由縁
足早に四百キロの旅をして稲刈りの時期差異を見つける
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舞
蝉時雨間無くぞ降らす木々も今桜紅葉に霜置くを待つ
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ヨシトミ
燎原に重き雪の舞い散るを 冬の終わりとし春が来るかな
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