うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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柿の種。
白木に祕めたる花の明けに居て散りては過ぎぬ春の日暮れに
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柿の種。
赤枝をかけつつ永し春風の吹きては散りぬ色も艷なり
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夢士
道端の蒲公英ひとつ風にゆれ綿毛ふわふわ風に舞ひゆく
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風花
清純は清純同士集まりて差し色知らず白躑躅咲く
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詠み人知らず
お日様の 光に当たり 色が出る 風物詩かな 緑の季節
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詠み人知らず
お隣の生活音が聞こえたら 春の尽だと窓がささやく
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月虹
タンポポの綿毛は春の小宇宙旅しておいで次の春まで
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秋日好
死ぬことが判ってきている突然に自分が消えるそら恐ろしさ
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詠み人知らず
芸術の創造のごと数式で宇宙を解くよ物理の偉人
11
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へし切
道の端に叢れ咲く花のたんぽぽは仲良し小好し蝶とたわむる
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風花
潤ひぬ朧月連れ帰りつく月の入れぬ高層の部屋
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朔夜
来年も同じこの樹で見らるるやひきもきらずに桜蘂降る
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河のほとり
藤の花にほひふかくしうち靡く風のゆくへにゆかしきや何
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コーヤ
桜花散りて若葉の色も増し変化の早さ鮮やかなりて
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夢月
空麗ら彩る花びら濃く淡く春色華やか風もよろこび
9
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たゆむ
ゆふぐれは心が乾くからからに潤い求め闇へ這い出す
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コーヤ
彩の移り変りの坂のみち肌に染み入り我が身ながむる
5
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詠み人知らず
アラスカで露天風呂から仰ぎみる天空に出づオーロラが揺れ
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詠み人知らず
ひとつだけ上向きに咲くスノーフレーク 何かいいことあったのかな？
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詠み人知らず
プランターにムスカリだけを植えてみた てんこ盛りの希望になった
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