うたの一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:新着順)
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恣翁
金堂の跡を留むる礎石こそ 初夏の陽を浴びて佇め
23
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詠み人知らず
どうしても好きになれない人あらば 離れなさいと 仏陀の教え
18
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美津村
豆腐売る笛の音子を呼ぶ母の声竹の葉散り降る山郷の村
12
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美津村
棚田なべて水満たされて棚ごとに田ごとにそれぞれ水落ちる音
14
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周小黒
そこここの 甘い香りに誘われて いく先々に 橘の花
8
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コーヤ
新緑の車窓の眺めどこまでも彩りみどり目よろこびて
13
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もなca
くっきりと稜線見せて青空に山並み映ゆる野分の朝
24
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ミミンガ
すごいねぇ あなたのようになりたいわ 今もまだ咲くシクラメンに言う
12
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林林
台風の過ぎ去りし朝 鳥が鳴き夏の陽ざしに窓を開いて
27
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舞
ビニ傘を仰ぎて見える青葉から星降る如く雨の滴る
19
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詠み人知らず
下がりたる気圧がもどり台風がおとなしく去り都会に汗が
13
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ユキ
灰色のくすんだ空と滲む雨辛く切なく風が哭いてる
8
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リンダ
思い出も更地にならし商店あとを台風の風なぜていくなり
7
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リンダ
強風にあおられ折れた傘を捨て我を打てよと雨を見上げる
17
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半格斎
代掻きを終へし水田に風走り 小波の調べ夏來にけらし
13
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林林
一本は残して茂らせ根を張らせアスパラガスよ また来年も
17
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浅草大将
飼はれつつ命ばかりをながら川身をうのくびき解く術もなく
20
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林林
アスパラガス畑より折りて水滴る洗ってかじる五月のおやつ
16
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風花
今頃から鳴く虫ありや澄む声の一層涼しく閨に響けり
24
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コーヤ
ゆらゆらと風に吹かれてひなげしは蝶々のキスを楽しみに待つ
18
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