うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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在原紀之
靖國の桜の開花に添えられて届いた報せは恩師の離任
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高野鴨
接戦が 一球もって 今終わる 悲喜覚えずも 落ちる涙は
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詠み人知らず
太陽の眩しい痛み制服に隠して未来の輪郭を描く
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薫智
中高の六年間の大半は白ユニフォーム制服でした
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詠み人知らず
水彩の雨に打たれて制服の紺が滲んで染みを作った
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栞
この先の道が平らでなかろうと越える力をきみらは持ってる
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栞
学校を離れた途端に襲い来る社会で舵を取るのはきみら
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栞
おめでとう 三月の晴れた空の下 思い出とともに駆け出す子らよ
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卯月
サヨナラは悲しい言葉じゃないのだと子供たちからあなたへＹＥＬＬ
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敷島ヤマト
始まりか終わりかわからないままの「卒業式は中止」の早春
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高野鴨
復興の 歩み進めし 十七歳 浜甲子園が 健児を迎ふ
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撫子
「学生」と いうお気楽な 身分から卒業をして 大人になる 今
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卯月
泥の中から咲く蓮の花のやうに明日へ開く卒業証書
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卯月
みちのくの街にも春は訪れて若人たちに桜咲きたり
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まるゆ
大学で学んだことは飲酒ですあと失恋も同級生から
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なかぽん
卒業に 涙する母可愛くて差し出すその手大きくて
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染季
夢一つ告げぬ別れも願わくは君の旅路が晴れ渡るように
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うみ
春の日の部活の指揮者が棒を振るクラリネットに耳をそばだて
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わらこ
「卑怯」ってあまりに私と対極でテストで漢字書けなかったよ
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紫乃
惜別に泪ぐまない強がりな我の代はりの春の雨かも
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