うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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そぶ
耳澄まし聴こえる雨音数えてる一つ一つの名を聞きたくて
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へし切
あさがほの穂に咲き出づる今日の朝のびゆく空は澄みわたりけり
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矢車菊
麦藁帽ふいに香るよ思い出が思い出になるこの瞬間に
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むくり
言の葉は 祈らむために 生まれしと思ふこころに 喜びの沸く
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半格斎
あさがほや夜來風雨に花なくも 蔓伸ばしゆくよりどころ得て
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芳立
ひまもなく灼かれて街は夕だちののちにぞ蝉の声もすずしき
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西村 由佳里
間引きせず育ててみよう小松菜の葉陰で憩うカナブンのため
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守乃みさと.
クーラーが効き過ぎた窓開けたらばむっと入り来る夏景色かな
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十薬
洒泪雨紫陽花の色移りけむ雨夜の星が輝く夜に
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十薬
主臥す梅雨の庭に草茂る命の強さ誇るがごとく
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金魚藻
吾が胸を射てよ遠雷空に滿つ大和も今日を限りと思へば
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千映
かき氷 無理してフラッペなどという言い方 何とかなりませんかね
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千映
暑いとか寒いとかいいながら ほらここまで歳を重ねたじゃない
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詠み人知らず
下方から炙り出された雲たちの 不吉な色も わたしの一部
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恣翁
幾度も 扇子のごとき漣の 渚に光り 押し寄せたりけり
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銀ねず
足音が近づいてくる戦争はもうないんですまた夏ですね
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千映
強烈な光射し込み吾の躰また再生の旅の朝かな
8
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そぶ
一人の夜グラスに梅雨が微睡んで揺らせばカランと夏が来る
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そぶ
先生に怒られながら走ったあの廊下の先には真夏が待ってた
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そぶ
山脈の谷間にゆつたり落ちてゆくクレヨン塗つたやうな夕焼け
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