うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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千映
暑くても いささか素麺 飽きちゃって醤油ラーメンとみかん食む昼
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本能寺
朝５時にエサはまだかとネコが鳴く早く起きろとセミが応援
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松本直哉
水を打つ庭の葉叢に虹色のとかげせつなにひかりてきゆる
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舞
蝉時雨降られて独り地蔵さま陽炎立つも優しげに笑む
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本能寺
我が家では朝の５時から蝉シャワー音量下げるボタンはないか？
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矢車菊
朝焼けが美しかった 醒めかけたあなたの夢をのぞいたように
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まぽりん
昨夜の雨むすぶ葉ずゑの玉露に紐や解きけむ朝顔の花
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詠み人知らず
先生の草笛聞いて悲しくて 死ぬってことが 分かりそうなの
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黒
煉獄と見紛う猛暑を仰ぎつつ己の罪を顧みている
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水無月
名も知らぬピンクにねじれ咲く花を摘まぬようにと草むしりする
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コーヤ
野の四つ葉夏風そよぎ君に触れ君の心へ幸を届けて
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コーヤ
情熱のブーゲンビリアの純白を陽射しで染める夏色の恋
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詠み人知らず
枝は揺れ養生シートは波を打ち 荒れた気圧にハートが壊れ
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むくり
ひび割れる田 たわわに実る 稲穂みつめなにを思うか ちょといる蛙
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桐生賄
星空で上映されるは 神話たち空はスクリーン 観客は僕さ
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西村 由佳里
限られた空間無限の宇宙の色星はこんなに瞬いている
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むくり
郷愁の 安らぎの地は いつの日か帰り着くもの いまはただ駆けむ
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千映
からっきし 月や星に興味なく歌詠むたびに 苦戦の日々かな
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更紗
ようやくの夏の日差しに蝉たちの声も高鳴る 梅雨明けの午後
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呉竹の憂き節
おりはへて憂さなきみのとかくれどもしらゆふだちのあやにくの空
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